浄化槽関連
浄化槽関連
台所、お風呂、洗濯から流される雑排水とトイレからの排水を合わせたものが
「生活雑排水」です。
川や海の水質汚濁は60~80%がこの生活雑排水です。
いつまでも清潔な水、快適な暮らしのため、きれいな水の循環が必要です。
皆様はお家の浄化槽、きちんと管理していますか?
浄化槽は維持管理(清掃・保守点検)を行わなければいけません。
適切な維持管理を行わなければ家の周りの側溝や水路に臭いや汚泥の流出等が発生し、水質汚濁の原因となります。
浄化槽維持管理は家主等(浄化槽管理者)の義務です。
しかし、浄化槽管理者が自ら浄化槽維持管理が出来ない場合は専門知識を持った会社等に委託することができます。
浄化槽清掃について
浄化槽に汚泥がたまってくると浄化槽機能が低下し処理が不十分となり、悪臭の原因になります。
バキューム車で槽内の汚泥を引き抜いたり、付属装置を洗浄したり、浄化槽の掃除をすることを「清掃」といいます。
浄化槽の清掃は、法律により毎年1回以上の実施が義務付けられています。
(全ばっ気式の浄化槽は6ケ月に1回以上の清掃)
保守点検について
浄化槽のいろいろな装置が正常に働いているか点検し、装置や機械の調整・修理、汚泥の状況確認、汚泥引き抜きの時期判定、消毒剤の補給を行います。
浄化槽の大きさにより保守点検回数が決められています。
水質検査について
浄化槽から排出される放流水の水質を薬品などで検査します。
温度、透明度などを調べ、水質処理機能が適切かどうかの判断します。
法定検査について
浄化槽の設置や維持管理が適正に行われ、浄化槽の機能がきちんと確保されているかを確認するための検査です。
この法定検査は知事の指定した検査機関【(一社)愛知県浄化槽協会】が行い、毎年1回法定検査をすることが義務付けられています。
法定検査の実施には、法定検査料が必要となります。
※お申込みおよび検査料等は(一社)愛知県浄化槽協会へお問い合わせください。